
バリ島に在住している日本人の滞在スタイルはさまざま。働いている人、留学で来ている人、セカンドライフを楽しむ人……。彼らはいったいどんな生活をしているのだろう。
#7 尾島 圭吾さん(35歳/ジンバラン在住/在住歴2年半)

マングローブの川を小型ボートで散策。尾島さんの表情からは自然が大好きという気持ちが伝わってくる
マレーシアとの違いや、自分の肌で感じたバリの印象
インドネシアとマレーシアは隣同士であり、同じく島での生活という点で馴染みやすかったのではないか、という質問に対して意外な答えが返って来た。「ランカウイ島には素朴で自然いっぱいのゆったりとした時間が流れていますが、バリ島は交通網や土地の開発が進んでいてエネルギッシュな印象を受けました」。もともとはマレー語が由来となっているインドネシア語に関しても、「バリに住み始めて、少しずつインドネシア語を覚えながら会話をしても、やはり地元の人にマレー語っぽいと言われたり、逆に2年以上バリに住んでいる今では仕事でランカウイに行くとインドネシア語っぽいと言われたりします。似ている分、馴染みやすいようでも、実際は細かなイントネーションなどの違いを感じます」と話してくれた。
尾島さんは、一昨年の2008年に「バリ倶楽部」というツアー会社を設立した。そして、ツーリストが少なく観光開発が進んでいないバリ島東部に自ら足を運んでリサーチし、オリジナルツアー「ザ・タッチ」をスタートさせたのだ。これは自然の恩恵を大切にして昔ながらの生活スタイルで田舎に暮らすバリ人の民家を訪ねたり、伝統文化やバリの成り立ちを学ぶツアー。今までなかなか体験する機会がなかった、バリの真髄をツーリストの方に自ら触れて感じ取ってもらいたいという想いを込めて立ち上げたものだ。

2/よりディープなバリを知って欲しいという願いからツアーは少人数で催行される
3/レンボガン島を訪れるツアーでは島の収入源となる海藻を加工している場所など、地元の人の生活を垣間見ることが出来る
4/アグン山の麓を散策
5/バリ島東部のカランガッサム県にあるシデメン村を訪れた際に。手つかずの自然やジャングルが今も残るエリアだ
バリのディープな一面を伝える案内人として……
「近年ではアジアンリゾートが注目され、セブ島やサムイ島など、たくさんの人気リゾート地がありますが、どこの島に行ってもリゾートホテルで過ごし、ビーチで遊んで、買い物を楽しんで……と同じパターンになってしまいがちですよね。だからボクはこの島の個性を活かしたツアーを作りたいんです」。そう話す尾島さんは、バリ島沖に浮かぶ、レンボガン島のマングローブを小型ボートに乗って散策するツアーや珊瑚礁を再生させるためのプロジェクトなど、次々とオリジナルツアーを始動させている。「普通の観光では味わえない体験やここバリでしか得られない経験をより多くの人にしてもらいたいですね」。インタビュー中、バリについて熱心に語ってくれた尾島さん。物事を常にいろいろな視野から見ることによって、新しい発見をしたり、その一面に触れたいという姿勢に、大自然に共鳴する強い想いを感じた。

日本でも「ターメリック」、「ウコン」などの名前で知られるクニッ(インドネシア語名)には肝機能を増進させる効果があり、日本でも二日酔い対策のアイテムとしてドリンク剤など発売されています。特にインドネシア原産のものは薬効が強く、ジャムゥ(漢方薬)にも多く使用されているのだとか。「お酒を飲む前に、これを飲むようになってから翌朝の身体の調子が全然違います」と尾島さんもオススメ。お土産の変わりダネとしても良いかもしれませんね。
*こちらの記事は2010年02月時点のものです。料金など情報が変わっている場合がありますので、ご了承ください。
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