15. 雨季だけど…


 雨季になったけれど、今年はずいぶん雨が少なく、雨に降られてサーフィンが出来ないという事もほとんどありません。毎日カンカン照りのもの凄い暑さで、そんな陽射しの痛い中、サーフィンをしている日々続いています。暑さは本当に凄くて、場所よっては海水の温度も高く、お湯の中でサーフィンをしている様な感じです。寒い時期には「寒いの嫌だ!」なんて文句を言って暑くなるのを待っていたけど、今のこの暑さでは「暑い、暑い」という言葉しか出てきません。バイクで移動している私にとっては、雨が降らない事はありがたい事なので、こんな暑さぐらいは我慢、我慢です。

 もうひとつ文句が出てしまうのがクラゲ。今年はスランガンで入る度、恐ろしい数のクラゲに遭遇。目で見えるのはもちろん、パドルする度にクラゲに触れてしまうほどなんです。かゆくてかゆくて我慢出来ずに上がって身体を見ると、いたる所がボコボコに…。しかも私は肌が弱いのか、かゆみは何日間も引かないし、ブツブツの跡も消えません。人が見るとちょっと気持ちが悪いのか、必ず「どうしたの、それ!?」と訊かれるんです。クラゲが現れる時間や潮の動きがあるらしく、被害にあわない人もいるので、もしかしたら私はクラゲともの凄く強い縁があるのかもしれません。そんな縁は全くいらないんだけれど…。だから最近は海に入る前、「どうか今日はクラゲがいませんように」と祈ってしまいます。

 雨季になると、この時期にしか入らないポイントへ行く事が多くなり、そのポイントでしか会わない友達に久し振りに会うと必ず「白いねぇ。いつバリに戻って来たの? 日本にどの位帰ってたの?」と言われるんです。まだ日本に帰っていないと言うと、皆が「じゃあ何でそんなに白いんだ?」と驚きます。私は毎日海に入っているし、自分では白いと思いません。それなりに陽焼けして黒いと思っているんだけれど、皆には白く見えるらしいんです。バリに来た日本の友達にも「白い」と言われるので、やっぱり白いのかなぁ。「昔は真っ黒だったのにどうして?」と訊かれるけれど、私にも分かりません。年をとってきたら黒くならなくなってきたのかなぁ。そんな事あるのか分からないけど…。サーフィンの時、長袖のラッシュガードを着て、顔は陽焼け止めのファンデーションを塗っている位のケアはしているけれど、シャワーした後のケアはしていないに近いかもしれません。化粧水をつけて、たまに肌が乾燥していたらクリームをつけるだけ。面倒くさがりの私には、毎日きちんと肌の手入れをして、身体の中からも、とサプリメントを飲んだりするのは続けられません。あまりにも面倒くさがりの私がきちんとケアしないから、肌が勝手に自分で頑張ってくれているのかもしれません。

 最近、何人かのローカルの友達が私のサーフィンを見て、それぞれにアドバイスをくれました。そのアドバイスは基本的なちょっとした事なんだけれど、言われた事を気にしながらサーフィンをしてみると、自分でもその違いが感じられ、いつもよりもっとサーフィンが面白い。昔は自分の得意な事をするのが面白かったけれど、直した方がいい事を自分の身体が理解して、それを自分のモノにするまで練習する事がもの凄く楽しくなってきました。気持ち的に楽しく練習出来る様になると、計画しながらサーフィンが出来る様にもなってきました。「1R目は好きな様にサーフィンをして、2R目はこれをやろう」等と考えてサーフィンをすると、次の日にやりたい事が出来て、又もっともっとサーフィンがやりたくなってしまうほどです。サーフィンは難しいから面白い。本当にその通りだと思いますね。

Keep Surfing!!



Photo at Nusa Dua (Nikko Hotel) / by Norimaru


*H.I.S.バリフリーク2007年No.3掲載。

タイドチャート(潮見表)はこちら



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