Stage 6
Dewa Nyoman Irawan
デワ・ニョマン・イラワン さん
《グヌン・サリ/パンチャ・アルタ/カリヤサ舞踊団等所属舞踊家》


Data
1984年3月16日バリ島ウブド、プンゴセカン生まれ。身長169cm、体重55kg。父母と兄はプナブ(ガムラン奏者)という家庭環境で育つ。5才から踊りを始め、10才から本格的に学び始める。バトゥブランにある舞踊専門高等学校SMKIを卒業し、現在インドネシア国立芸術大学ISI在学中。クビャール系の舞踊コンテストで何度も受賞している若手実力派だ。

ーそれにしても身体の線が細いですねぇ。体重は何キロくらいなんですか?迎えに来てくれた時、髪も長いし、遠目から見た時、デワ・ニョマンさんの妹さんが迎えに来てくれたかと思っちゃいました(笑)。
体重は55kgです。前は60kgくらいあったんですよ。でも日本公演の時など、いろいろ忙しくて、バリに戻って来て気づいたら50kgくらいまで痩せていたんです。今は55kgをキープしてますよ。

ーへぇ〜、実際より軽く見えますね。羨ましい…。ところで踊りはいつ頃から始めたんですか?
父母によると5才くらいから踊ってたみたい。小さい頃から踊りが大好きで、踊らせておけば、愚図ったりしなくて、ずっとうれしそうに踊っていたとか。父も母も不思議がっていたそうです(笑)。今でも踊ることが大好きでたまらないですよ。

ー踊りが一番なんですね。日本の学生とかだったら恋人もできて、一緒に遊びにいったりするお年頃だと思いますが、恋人とかは?
まだいませんよ〜(笑)。今は、恋人よりも踊りに関わっている時間の方が楽しいんです。恋人ができたら、彼女のために時間を割かなくちゃダメでしょ。まだ、そういうのに束縛されるのはイヤですね。

ー さっきまで外国人の生徒さんに踊りのレッスンをしていたそうですが、日本人の方ですか?いつ頃から教えているんですか?
中学生の時から教えています。日本人の、特に女性が多いですね。あと、アメリカ人の方もいます。習いたい踊りの種類もいろいろで、まだ覚えてない踊りだとしても、僕は「その踊りはできません」とは言わないんです。必ず「わかりました」と引き受けるんです。そして、教える当日までに、その踊りのビデオを観たりして、自分でマスターしておきます。そうすることで自分にとっも勉強になりますからね。昔からほとんどの踊りは見て覚えたんですよ。

ーデワ・ニョマンさんといえば、クビャール系のダンスを思い浮かべますが、これは男装した女性の姿を男性舞踊家が踊るという複雑なものですよね?高度な表現力が求められる踊りと聞いていますが、このクビャール系やオレッグ・タンブリリンガンなどで、何度も1位に輝いてるんですね。
クビャールは中学生の時から始めました。しなやかさと激しさを合わせ持つダンスで、やはり好きな演目ですね。

ー既に海外公演に何度も行っているとか?
2001年に欧州へ行ったのが最初で、日本へは3回、シンガポール2回、マレーシアへ1回行きました。ヨーロッパは、ご飯がなくてつらかったですね(笑)。パンでは食べた気がしないんです。その点、日本は食べ物も美味しいし、人も優しくて、いい思い出がいっぱいあります。まだ学生なのであまり長い間は無理ですが、また是非、日本で踊りたいですね。


グヌンサリ舞踊団で、「クビャール・トロンポン」を踊るデワ・ニョマンさん。大きく見開いた目に力がこもっている。


同じくグヌンサリ舞踊団で、女性人気ダンサーのユリアティさんとオレッグ・タンブリリンガンを踊る。


「クビャール・トロンポン」での優雅なバチさばきも見ものだ。


'04に日本にあるインドネシア料理店で、頼まれて踊りを披露するデワ・ニョマンさん。


'03、東京の羽根木公園で、日本のガムラングループ「音工場」とジョイントして踊った。


'04の日本公演の合間に、玉川大学の学生を相手に踊りの指導をした。


'03にギャニャールで行なわれたコンテスト。クビャール・ドゥドゥックで見事1位に。


舞台の前に手早く化粧。


毎水曜日、プリサレンで「インドラ」を演ずるデワ・ニョマンさん(写真左)。



■ デワ・ニョマンさんの公演スケジュール
場所:ダラム・ウブド寺院 19:30〜
演目:クビャール・トロンポン デンパサールスタイル
歌舞団:カリヤサ
場所:バンジャール・ウブド クロッド 19:30〜
演目:クビャール・ドゥドゥック デンパサールスタイル
歌舞団:ガムラン・ヌリタ・デウィ
場所:プリサレン王宮 19:30〜
演目:インドラ
歌舞団:パンチャ・アルタ
場所:プリサレン王宮 19:30〜
演目:クビャール・トロンポン デンパサールスタイル
歌舞団:パンチャ・アルタ
場所:プリアタン王宮 19:30〜
演目:クビャール・トロンポン プリアタンスタイル/オレッグ・タンブリリンガン
歌舞団:グヌン・サリ



*このページに掲載された情報は「H.I.S.バリフリーク 2007年 2号」のものです。
スケジュールなど変更になることがありますのでご了承ください。




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