Stage 12
Ni Komang Ariningsih (Mangnik)
二・コマン・アリニンシ(マンニッ) さん
《ビナ・ルマジャ/ラジャ・ペニ/ジャヤ・スワラ等舞踊団所属》


Data
1974年7月29日ウブド生まれ。8人兄弟の7番めとして生まれる。8才の時から姉、ISI(インドネシア国立芸術大学)の学生から踊りを習い始める。地元中学校を卒業後、家族の勧めで踊りを続けながら、SMEA(エコノミースクール)へ。1999年にガムラン奏者である現夫と結婚。現在2女児の母でもある。

ーマンニッさんの実家はウブド中心街のスウェタ通りで、ウブド王宮までも歩いて1分くらいの距離。踊りを習うにはとても恵まれた環境ですよね。
8才の時から踊りを始めましたが、姉が既に踊れましたので、姉から教わったり、また、ISI(インドネシア国立芸術大学)の学生が授業の一環で、子供たちに教えにくるのですが、それに参加したりしていました。トゥドゥン・アグンというサンガル(踊りのグループ)にも入っていましたね。

ーマンニッさんは8人兄弟の7番めだそうですが、親や兄弟も踊りに携わってるんですか?
いえ、皆ではないですよ。母は看護婦でしたし、今、まだ現役で踊っているのは姉と妹と私の3人だけです。

ー前回取材させてもらったライさんが、マンニッさんの踊りの動きがとても綺麗だと褒めていましたが、マンニッさんは踊りの中で特に好きな踊りというのはありますか?
そうですね〜、やっぱりレゴンが一番好きですね。動きが優雅でソフトなんですけど、実はとてもエネルギッシュな踊りなんです。そういうところが好きな理由ですね。

ー海外公演とかも参加したんですか?
結婚前になりますが、1993年と2001年に日本へ行きました。2回とも約2週間の滞在で、レゴンを中心にいろいろ踊りました。海外公演ではそんなに踊り子がいないので、ひとりで何回も踊らなくてはいけないんで大変だったのを覚えています。

ー優雅に踊っているように見えますが、舞台裏は大変なんですね。伝統舞踊の他に、タリ・クレアシー(伝統を基本にした創作舞踊)とかもするんですか?
いいえ、まだやったことないですね。舞踊専門学校に入っていれば、創作授業もあるのでしょうが、私は経済学の学校に行ったので。踊りの学校よりもその方が将来のためにいいと家族に言われたんです。でもやっぱり踊りが大好きで今でもこうやって踊ってますけど…。いろいろ挑戦したいとは思ってますが、家のこととかいろいろあるのでなかなか新しいことができないですね。

ーそうは言いながらも、今、フラグメント(舞踊劇)のゲロン(唄い手)として練習を積んでいるそうですね。
そうなんです。まだ、唄い始めのタイミングをとるのが難しくって…。もっと練習しないとダメですね。

ー今日もあとで舞台があるからそろそろメイクしないと間に合いませんね。メイクする時間はいつもどのくらいかかるんですか?
早ければ15分ほどでできちゃいます。メイク中、時々気が乗らない時もありますが、不思議と踊りだせば大丈夫になるんです。踊りは私にとって元気の源ですね。


毎週木曜日にプラ・ダラム・ウブドで催されるバロン&レゴンダンスでサハデワ王子を演じるマンニッさん。クリスを片手にランダと戦うシーン。


サハデワ王子役は、踊りより立ち回りのシーンが多い。


めずらしく台詞があるこの役では、マンニッさんのよく通る声が会場に響く。


2001年、ポトンギギ(歯削り)の儀式で、妹のトゥッニッさんと(マンニッさん写真右)。


ウブドで行なわれたバランガンジュール隊のコンテストで踊るマンニッさん(写真一番手前)。


ケチャッダンスでは、妹のトゥッニッさんがシータ姫(写真左)を、ラマ王子役をマンニッさんが踊ることが多い(写真中央)。


1996年にアメリカのTVにバリ人ダンサーとして取材を受けた。


1991年のPKB(アートフェスティバル)のゴンクビャールコンテストでチェンドラワシを踊った。


中学の時、ウブド王宮で、タリ・クプクプ(蝶の舞)を踊っていた。



■ マンニッ
場所:プラ・ダラム・ウブド 19:30〜
演目:ケチャ・ダンス
歌舞団:ウブド・カジャ
場所:ウブド 王宮19:30〜
演目:ラーマヤナ物語
歌舞団:ビナ・ルマジャ
場所:プラ・ダラム・タマン 19:30〜
演目:ケチャ・ダンス
歌舞団:タマン・カジャ
場所:プラ・ダラム・ウブド 19:30〜
演目:バロン&レゴンダンス
歌舞団:ラジャ・ペニ
場所:プラ・ダラム・ウブド 19:30〜
演目:ケチャ・ダンス
歌舞団:ウブド・カジャ
場所:ウブド王宮 19:30〜
演目:レゴン・ダンス
歌舞団:ビナ・ルマジャ
場所:ウブド王宮 19:30〜
演目:レゴン・ダンス
歌舞団:ジャヤ・スワラ



*このページに掲載された情報は「H.I.S.バリフリーク 2007年 8号」のものです。
スケジュールなど変更になることがありますのでご了承ください。




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