Vol. 15

 今月は運アップのお話をすこし。バリ島は四季がないからピンとこないけど、どこでも「寒い時期」とは、蓄える季節にあたる。つまり、運を吸収する時なのだ。この時に溜め込んだ運が、春からの自分を幸せに導いていくというわけね。年末にバタバタすると、新年から時間に追われる一年になるといわれているから、ここはひとつ早めにお知らせしましょう。

 吸収するには、貯めてしまった悪いものをまず外に出さなくてはいけない。悪い気がいっぱいでは、入る隙間がないからね。でもこれは簡単。モノを捨てるのだ。もし金運が今年ツイてなかったという人は、今使っているそのお財布をもう封印する。仕事がイマイチだったという人は、手帳を新しく買う。もちろん今までのが残っている限り、年内まで使いきっていいけど、そのツイてない今年の清算を、もうはじめるというのが大事な行為。心はもう、過去にはいない、という宣言をして、新しい手帳を早速買いましょう。未来を見るあなたにこそ、新しい運気はやってくるのだから。

 お風呂も運のデトックス。バスソルト入れてゆったり浸かりながら、悪い気もドンドンあなたの身体から出ていくのをイメージしてみるといい。それには花を浮かべたお風呂は最高。日本では難しいけど、これが南国バリ島では安易にできるのだ。効果的な浄化法だから、スパの終わりには是非皆さん入ってきてね、「フラワーバス」。


 理由はこれといってないけど、どうもスッキリしないという人は、髪と爪を切ること。私はよくコレを薦めるのだけど、特に年末までに一年の垢を落とすつもりでじっくりやって欲しい。美容院行くと「軽くなった」というけれど、これは髪が短くなったからだけではなく、憑きモノが落ちたのかも。私も毎月毛先だけでも切るようにしている。サイキックな方たちも 「見えないモノは、髪に憑く」って言うけど、確かに憑依体質の人の髪をみると、なんとなくわかるものだ。やっぱり光ってないとね髪は。艶のある髪は、水の気が多いので、異性を惹きつける要素も高い。昔から髪にまつわる物語は多いけれど、見えない力がそこにあるからなのかも。だからヘアケアっていろんな意味で大事。バリ島では、「クリームバス」で、しっかりケアしてきてね。


 異性といえば、今年2008年は恋愛や結婚に、特に強い運気がめぐっていた。この水の年というのは恋愛に関係する年だし、占星術でも情熱の火星が逆行するので、愛を求めるムードが高まるということだった。皆さんこの一年どうでしたか? いい出会いはありましたか? まだ二ヶ月間ある。まだの人はイザという時のために、体も心も磨いておいてね。ところでイザってどういうときのことだろう? 恋の始まりは、普段やらない人まで、肌のお手入れしたり、口紅を変えたり、新しいお洋服や下着を買ったりするものだ。より気に入られたいと思って、外見を磨くわけよね。このとき、異常なパワーでもって短期に自分磨きが行なわれる。だから誰でもキレイになる。そして、恋の終わりになると、違う力が働く。内面を磨こうとするのだ。趣味に没頭したり、仕事のスキルを磨こうと勉強したり、内面や運命を見つめる本を読みあさる。人間を大きくしようとする。離れていく相手を見返すためだけではない。恋愛より大事なものがある、とも思うし、別れの悲しさや、思い通りにいかない辛さも、乗り越えたい。自分から告げた別れだって、今以上のこれから、を掴もうとするからだ。


 こう考えると恋愛は、始まりでもって外面を、終わりでもって内面を磨けるシロモノなのかもしれない、ス・テ・キ。 ……次号に続く。


H.I.S.バリフリーク2008年No.12掲載


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