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暑いクリスマスやバレンタインデーって日本人にはピンときませんよね。
十年以上前は、インドネシアではほとんど騒がない行事でした。クリスマスはあくまでも宗教行事ですし、バレンタインデーなんて知らないという人たちもかなりいました。しかし近年、現地のインドネシア人の友人たちがメールで「ハッピーバレンタイン」カードを送ってくれるので、現地でももうかなり浸透した行事になったようです。
いまや日本は、本当に「どこまでいくのかこの行事」と思わせるほどの期間限定感十分の商品、もちろん値段も「期間限定特別値段」が並んで、しかもどこも満員電車のように混み合って、入場制限しているショップさえありましたね。両方の記念日は小物やアクセサリーまで売上を飛躍させるそうです。このような恋人や夫婦のカップル対象記念日はインドネシアではあまりないようです。
バレンタインなども最初は友人たちと「同僚や上司の誰まであげるか」話が出ると、必ずといっていいほど「でもこれってチョコレート会社の陰謀よね」などと、好きでもない上司にチョコを買うという小銭惜しさに文句を言っていましたが、ひとたび気になる人ができたときはみんなして「これはホントにいい日だわ」と、早速それっぽい本命チョコで活用したものです。若いってそれだけで都合よく生きられるみたいです。でもこういう日があってよかったって言う人もきっとたくさんいることでしょう。
反対に今ではホワイトデーと命名され、「キャンディ会社の陰謀」とか「柳の下には二匹のどじょうはいないよ」とか当初言われましたけれど、三月十四日は「男性が女性に」というよりも、バレンタインのただのお返しデーにすっかりなってしまったようです。
でもなんで基本はチョコレートにキャンディなんでしょうね。どうして煎餅・饅頭じゃないのでしょうか? それは西洋影響の記念日で、気候が寒いから小さく甘いものをという説があります。そこにチョコレート会社が入り込んだらしいと。するとやはりバリ島では無理なコンセプトでしょう。大体溶けちゃいますもんね。ジャワ島ではラマダンというイスラム教の断食明けには、チーズやチョコのクッキーがたくさん配られたりしますが。
ところで、現代の女性は普段でも自分から告白しますから、バレンタインなどの女性からの告白も決して珍しくはないですが、皆さんは告白するのと告白されるのとどちらがいいですか? つまり恋のはじまりはどういうシチュエーションがお望みですか?
暑いところでは開放感からの大胆行動による恋は生まれやすいですが、寒いときに寄り添うあの暖かホッと感から生まれる恋は少ないかもしれません(実際この方がはるかにたくさんの恋愛が誕生するそうです)。ほら「肌寒くなるとひとりでいるのは寂しい」って、これ世界共通の理論ですもの。そうしたら一年中暑いバリ島はどうでしょう。淋しい季節はないってことですか? 先日ある人が言っていました。「バリ島にいるとひとりでも別にいいような気がする」と。あなたそれはここが暑いからよ!
恋のはじまりは、やはり告白らしきシチュエーションが何かしらあるようです。しかし中高校生でもない限り、待ち伏せされていきなり告白されるなんてまずないですよね。大人ですと一緒に食事をする中で告白されたりします。つまり、知り合いや友達だと思っていたけれど、という間柄が「ここで恋人昇格かどうか」ということですね。
男性の喜ぶ褒め言葉は、「できる男」というのが一番らしいです。やはり「できる男」って評価はたまらないんでしょうね。ならば女性はというと、「できる女」ではなく、これがなんと「口説かれる女」なんですって。このタイトルがつくと雑誌も売れるので、最近もその手の本は増えています。みんなそんなに口説かれたいのでしょうか。確かに口説かれるっていうのはある意味「結果」でもあり、ひとつの形でもありますが。
一緒に食事をしてて、そんな気じゃなかったのに何故かトキメいちゃったりするっていうのは、やはり魅力があるからでしょうし、このコこんなに可愛いかったっけ? なんて気持ちになったりするのも、じっくりと話す時間をとったから気づくことかもしれません。
バレンタインやホワイトデー、そしてそのお返しなどで忙しいこの二ヶ月間あまり。「お礼に今度食事でも…」とか、「お久し振り、元気でしたか? 今度ゆっくり飲みにいきませんか…」とか言って会う知り合いや友人程度のその相手と、いつどういうロマンチックなドラマが展開されるかわからないじゃないですか。一年で一番甘い二ヶ月間ですよ。
ちなみに恋に落ちるときって、「自分としたことが」っていうのが一番強い心理らしいです。まさか好きになるなんて、って自分で驚くんですよ、心理的分析した場合ね。海外で芽生える恋がそれにピッタリ則っているのは理解できます。だから相手をその気持ちに持っていければ、反対に口説かれたりする可能性はあるようですが。大いに頑張りましょう。春はもうそこです。
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