Stage 4
Jasmine (Mireki Okubo)
ヤスミン(大久保みれき) さん
《クロンポッ・トゥルス・ガヤ劇団所属舞踊家》


Data
1987年7月27日トルコ生まれ。国籍:日本。執筆業の父、セラピストの母を持ち、旅行好きの両親に連れられて、3才の時に初めてバリを訪れる。'97に家族でバリに移住し、バリ舞踊を習い始める。'03にデンパサールのISI(インドネシア国立芸術大学)に入学。TV7で放映された「プナリ・インドネシア」で第2位を獲得。今後、TVでの活躍も期待されている19才の大学生だ。

ーまずは「プナリ・インドネシア」での2位受賞おめでとうございます。でも、どういうきっかけで応募されたんですか?
ラジオで踊りのコンペティションがあるのを知って、挑戦してみたくなり、友達と応募したんです。でもこのコンペがこんな大々的な「プナリ・インドネシア」とは知らなかったんですよ。

ー本選でジャカルタまで行った時には、不安はなかったですか?
最初はバリから友達と一緒だったので不安はありませんでした。また、一緒にオーディションを受けている人達とも仲良くなっていたので寂しいことは全然なかったです。ジャカルタでは踊りが大好きな友達が、いっぱいできたことが一番うれしかったですね。

ー本選の舞台では、毎週ダンスのテーマが変わって大変だったと思いますが、緊張したりとか、くじけそうになったりとかはなかったですか?
毎週短期間で新しい振り付けを覚えて猛特訓をするので、最初は、難しい、ついていけないとくじけそうになりました。でも、私は本当に踊りが好きで、踊りたいからコンペにも応募したんだ、だったら楽しめばいいと思うようになり、そうしたら元気が出てきて、ファイナルの時には不思議と全く緊張しなかったんですよ。

ーすごい舞台度胸ですねぇ。ところでヤスミンさん、インドネシア語がすごく上手ですよね。ご両親共日本人ですが生まれてから9才までトルコで、10才からはバリだそうですが、言葉は大丈夫だったんですか?
トルコでは普通の学校に行ってたのでトルコ語もできます。10才の時に家族でバリに移住した時は、もちろんインドネシア語はできませんでしたが、子供なので、すぐ覚えましたね。日本語と英語も大丈夫です。バリ語もヒアリングはOK。日本に住んだことはありませんから、日本語は両親から学びました。学校にはあまり行っていません。縁がなかったんですね。

ー10才で移住してバリ舞踊を習い始めたと聞きましたが、どうしてバリ舞踊だったのですか?
両親が旅行が好きで、小さい時から一緒に世界各地を回っていたんです。3才の時に初めてバリに来て、バリ舞踊を見たのですが、ダンサーを指さして母に「あれになりたい!」と言ったそうです。タイやカンボジア等、世界各地の踊りも観てきたのですが、バリ舞踊が忘れられず、両親を説き伏せ、10才でウブドのアグン・マニさんに習い始めました。'99〜'02まではウブドのプリサレン王宮で踊っていたこともあります。

ー小さい頃からの夢だった舞踊家として着々と歩んでいますが、今後はどんな舞踊を目指していきたいですか?
今、ISIではモダンの創作舞台で踊ることが多いです。ヤスミンはコンテンポラリーダンスも伝統舞踊も好きですが、ちょっと変わったタイプのダンスが一番好きなので、いろいろなダンスを踊っていきたいですね。


ISIで行なわれた踊り(ガンブーという舞踊劇)のテスト後、スタジオで撮った写真。


アートセンターで行なわれたISI(インドネシア国立芸術大学)の行事で、ジャワ舞踊ゴレッグを踊るヤスミンさん。


GWKでのコンサートの際、大物歌手クリス・ダイアンティ(右から2番め)のバックでダンサーを務めた(写真右:ヤスミンさん )。


6月9日に放映されたテーマ「ファンキーネシア」で出演者の皆と(写真上段 右から5番めがヤスミンさん )。


「プナリ・インドネシア」出演中に、コスチューム撮影した写真の一枚。


コンテンポラリーダンスの振り付け師でISIの先生でもあるニョマン・スラ氏と。


'05、クタのウォーターボムで催されたウェディングドレス・ファッションショーのオープニングにて(写真中央:ヤスミンさん )。


プナリ・インドネシアのオーディション仲間たちと、合宿所で和気あいあい。



「プナリ・インドネシア」とは?
今年の6月から毎週水曜日にTV7で放映した「Penari Indonesia(インドネシアン・ダンサーの意)」。インドネシア全土から予選で若手ダンサー1,000人をチョイス。また、その中から22人を選抜し、ジャカルタの本選で約3ヶ月に渡り、毎週1〜2人がふるい落とされていくドキュメンタリーなオーディション番組だ。この番組の唯一の外国人(日本人)ダンサーであったバリ代表のヤスミンさんは、見事第2位に選ばれるという快挙を成し遂げた。


*このページに掲載された情報は「H.I.S.バリフリーク 2006年 11号」のものです。
スケジュールなど変更になることがありますのでご了承ください。




Back | Next