Stage 10
I Kadek Agus Sujiro Putra (jiro)
イ・カデッ・アグス・スジロー・プトゥラ(通称:ジロー) くん
《サダ・ブダヤ/カリヤサ/ヤマサリ/ジャヤ・スワラ等舞踊団所属舞踊家》


Data
1993年8月12日ウブド生まれ。父は舞踊ガムラン奏者、またダラン(影絵人形使い)であり、母と姉は舞踊家という芸能一家に生まれ育つ。8才から本格的に先生について踊りを習い始め、9才で初めて海外公演に参加して日本へ行く。1週間に5回はステージに立つ忙しい中学生。趣味はサッカーとスケートボード。

ージローくん、久しぶりです。4年前にもバリフリークで写真を撮らせてもらったことがありますが(2003年10号掲載)、すごく背が伸びてビックリしました!いくつになったんですか?
14才です。でも、クラスにはもっと背の高い子もいますよ。

ーそっか〜、もう中学生なんだ。今は地元の中学だけど、これから進路はどうするの?
うん、やっぱり踊りをしっかり勉強したので中学を卒業したら、SMKI(バトゥブランにあるバリ舞踊専門高等学校)に行きたいです。その後はやっぱりISI(インドネシア国立芸術大学)が目標ですね。

ー家族みんなバリ舞踊に関わってる芸能家族ですが、昼は学校、夜は踊りと大変じゃない?
そう、う〜ん、あんまり大変と意識したことはないです。小さい時からずっと踊りは生活の中にあったし…。

ーへえ、えらいね。では踊りを習い始めたのはいつからですか?お父さんもお母さんも舞踊家だからやっぱり教えてもらったの?
踊りを習い始めたのは8才の時です。父や母からでなく、チュリタ先生(現在ISIの教授)につきました。チュリタ先生には母も教えてもらっていたんです。

ーじゃあ、親子2代に渡って教えてもらってるんですね。8才で始めて9才の時には既に海外公演へ行ったそうですが、どこの国へ行ったんですか?
初めての海外公演は日本でした。大人2人と子供4人で行ったんです。その後、2004年でもう一回日本へ行って、去年はバンコクへも行きました。

ー日本の子供でも9才で海外に行った子はそれほど多くないから、踊りを通して、海外も見られるというのはいいですよね。ところでジローくんは14才にして賞もいろいろもらっているらしいですね。
2003年に催されたバリTV主宰のジャウクのコンテストで優勝しました。同じく小学生の時にバリスのコンテストで準優勝。2005年のタリ・クリアシー(創作舞踊)のコンテストでは優勝しました。ジャウクのコンテストでもらったトロフィーがこれです(→写真右)。

ージローくんというとバリスのイメージがとても強いですが、他に好きな踊りはありますか?
はい、サティオ・ブラスタが好きです。友達と一緒に踊れるから(笑)。

ーさっきジローくんのお母さんが、サッカーとスケートボードが大好きで家でじっとしていることが殆どないと嘆いていましたが…(笑)、踊りの練習は毎日してるの?
うん、毎日ちょっとずつ練習してます。もちろん、基本はできるけど、もっとうまくなりたいから。

ーじゃあ、最後にジローくんの将来の夢をおしえてください。
ボクは将来はクリオグラフィー(創作舞踊家)になりたいです。

ーがんばってね、応援してます。


毎週月曜日にサダ・ブダヤ舞踊団によるウブド王宮でのステージで、「バリス」を踊るジローくん。 


男性舞踊の原点であるバリスはジローくんの得意とする演目だ。この日は親子総出で出演している。  


2002年の日本での海外公演の時、酉の市に連れていってもらった(写真一番手前)。


1997年、父母二人とも舞台のため、いつもステージについていった。バイクの一番前に立っているのがジローくん。


宗教儀式の時、姉のプトゥちゃん(右)とパパ(真ん中)と一緒に。ジローくん(左)は当時2才。


2002年の日本公演のNHKホールにてリハーサル風景。


2006年、ペジェンにあるお寺の儀式の時、サティオ・ブラスタを踊った(写真中央)。


4月にオープンしたばかりの大型スーパー「カルフール」のスーパー入り口にジローくんのモノクロ写真が大きく使われている。



■ ジローくんの定期公演スケジュール
場所:ウブド王宮 19:30〜
演目:バリス
歌舞団:サダ・ブダヤ
場所:プラダラム・ウブド 19:30〜
演目:バリス
歌舞団:カリヤサ
場所:アンドン・ステージ 19:30〜
演目:バリス
歌舞団:ヤマ・サリ
場所:クルタ・アコモデーション 20:00〜
演目:グンデル
歌舞団:ワヤン・クリット・クルタ
場所:ウブド王宮 19:30〜
演目:バリス
歌舞団:ジャヤ・スワラ



*このページに掲載された情報は「H.I.S.バリフリーク 2007年 6号」のものです。
スケジュールなど変更になることがありますのでご了承ください。




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