豆太郎のお得意ポーズ。本人もこの角度が一番かわいく見えるということを知っている。彼はポストカードまで出ているほどの人気者だ。

5. パグとハグハグしてみたい

スミニャックの「ドッグス テール」に潜入

リで初めての犬グッズ専門店「ドッグス テール」の看板犬は、「鼻の高い」美形パグ・豆太郎クン。看板犬になるために生まれて来たのかと思うくらいおとなしい良いコだ。

■ドッグス テールのお犬さま

パグ
 豆太郎(3歳/♂)、そら豆(1歳6ヶ月/♂)

 ラヤ スミニャック通りをぶらぶらしていると、首をかしげたパグの大きな看板が目に入る。犬に興味のない人でも見落とさないくらいの大きさだ。この店は、バリ在住犬バカ人間なら誰でも知っている「ドックス テール」。お犬様のかわいいお衣装やおもちゃ、首輪、リード等々が売られている。これがすべてこの店のオリジナルだというからオドロキだ。犬バカなら誰でも一度は入ってみなくては気がすまないだろう。もちろん、私も密かに潜入させてもらっている。そのたびに、
 「小型犬ってかわいいグッズが多くていいわよね」
 と、心の中でぶちぶち言っているのだ。中型&大型犬用のグッズも売っているのだけれど、同じデザインでも小さいサイズの方がかわいいっていうのはどういうことだろう? まるで、人間と同じぢゃないか。ちきしょー。

 それはさておき、私がこの店にぶらりと立ち寄りたくなる理由はもうひとつある。看板犬の豆太郎クンに会いたいからなのだ。この間もこのあたりで取材の仕事があってヒジョーに疲れてしまい、まるで引き寄せられるようにドッグス テールのドアを開けていた私。なにを買うわけでもないのに、床に座り込んで豆太郎クンに癒してもらった。そうすると、不思議なことに元気回復。豆ちんは看板犬だけぢゃなく、「癒し犬」でもあったのだ。素晴らしい。

 さて、今回はその豆太郎クンの写真撮影大会(ってカメラマンは私ひとり)。何度もお色直しをして楽しませてくれる彼。私的にはやっぱり「オレンジのうさぎ」が好きだな。看板犬として写真を撮られ慣れているせいか、ポーズもばっちり決まる。豆母の美帆さんは、
 「うちのコって、鼻が高くて美形でしょ? 目なんか巨峰みたいだし」
 と、犬バカぶりを発揮してくれた。鼻が高いって、あーた、他人が見たら「どこが?」って感じなのだけど、彼女はそう信じきっている。嗚呼、素晴らしき犬バカ。元々バリの会社で働いていた彼女は、独立する時に、犬と一緒にいられる仕事がしたくてこの店をオープンしたそうだ。素晴らしすぎる。

 豆太郎には一歳半になる息子がいる。そら豆クンだ。
お店のドアが開いていても勝手に外に出たりしないお父さんとは反対に、そら豆はハイパー系。看板犬には向いていないので、家でお留守番の毎日なのだ。そら豆クンの方もいぢくり倒さないと私の気がすまないので、お宅にもお邪魔させてもらった。すると、元気いっぱい飛び跳ねて迎えてくれる「弾丸・そら豆」。う〜む、豆一家には明日も明るい光が射すだろう。



dogs tail(ドッグス テール)
Jl.Raya Seminyak 4C, Seminyak, Kuta
ラヤスミニャック通り沿い。クンティ通りに曲がる角の手前。
TEL : 731111 / Mail : dogs-tail@dps.centrin.net.id
Open : 9 :00 ~ 20 :00



*この記事は「H.I.S.バリフリーク2005年3号」に掲載されたものです。