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門を入るなり、いきなり体当たりの大歓迎で迎えてくれたのは、3/4ゴールデン・レトリーバー+1/4バリ犬ミックスのラテ。全身で来客のヨロコビを表してくれている。これはもう、間違いなくゴールデンの遺伝子。うぅ〜ん、かわいいヤツ♪ そしてもう一頭、誰がどう見ても明らかにテリア系のココが、突然の侵入者(私のこと)に警戒心丸出しで吠えまくっている。地面にしゃがみこみ、大丈夫だよ、怖くないよと穏やかに声をかけても無駄だった。なんせココは1ヶ月前に初めての出産をしたばかり。大事な仔犬を守るために、見ず知らずの私を警戒しまくっているのだ。母は強し。…ところがそんなココを制するように、ラテがココにじゃれついた。まるで「この人は大丈夫よ。吠えないでいいってば」と言っているようだ。その後も、私が仔犬のいる方向に行こうとしたり、彼女にとって不信な動きをしたりすると、ココがバッと駆け寄って来ては吠えまくる。その度にラテが間に入り、私をかばってくれたのだ。ラテ…、なんていいコなの(涙)。
おまけにラテは、自分もまだ10ヶ月で成犬になりきっていないのに、ココの産んだ仔犬たちの面倒をかいがいしくみている。なんと、自分のおっぱいまで吸わせているのだ。出産経験がないのに、この母性愛はどこからきているんだろう。仔犬が懸命に吸っている様子をみると、どうやら乳も出ているようだ。すごすぎる…。
一方、ココもある豪雨の日、仔犬たちが寝ている場所が浸水しかかると、自分はびしょぬれになりながら、仔犬たちを一匹ずつ口にくわえて安全な場所に避難させたそうだ。ふさふさの毛並みが出産によってぼろぼろに抜け落ちてしまったせいか、仔犬を守ろうとする姿に強い使命感ばかりか、悲壮感までただよわせている。
最近のニュースを見ていると、母性をなくした人間の愚かな事件が多い中、この二頭には頭が下がる思いがした。この仔犬たちは、ホント、シアワセものだ。
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