32. パピーまみれでうっはうは

ジンバランのゆかりさん宅に潜入。

夕日の中で遊ぶパピーたち。ゆかりさんから許されているエリアからどんどん外に出て行ってしまうようになった。冒険が楽しくてたまらないというカンジ。


 以前このページでご紹介した、ゆかりさんちのさくらちゃん(ジャーマン・シェパード/一才半)が9匹の仔犬を産んだ。「よかったら見に来ませんか?」と、うれしいお誘いをいただいた私は、早速ジンバランのゆかりさんちにお邪魔させてもらったのだ。

 バリスタイルの観音扉を開けると、さくらちゃんを先頭にわらわらと出てくるわ、出てくるわ、ちびっこいパピーちゃんたち(生後一ヶ月半)がキュンキュン言いながら、我先にと外に出てくる。うひょひょひょひょひょひょーっ♪ いきなりのパピー軍団の出現に、思わず我を忘れてしまった私。ふっわふわ&ころんっころんの身体も母性本能刺激まくりだし、ぴょんぴょんと跳ねるように走る(転がる?)姿もかわいすぎだ。私を誘惑しているとしか思えない。誘惑されてもなぁ、うちにはもう3わんいるしなぁ。などと困りながらも、目はそのころころちゃんたちに釘付け状態。あ、こっちでひもを引っぱりっこしてる♪ あ、こっちはおもちゃで遊んでる♪ あらやだ、向こうの空き地に行っちゃった…。9匹が一カ所に固まっているのはママにおっぱいをもらう時と離乳食を食べる時だけで、あとは2〜3匹ずつ好き勝手な行動をしている。それを見ている私たちは、あっちを見たりこっちを見たりと大忙し。別に見張っていなくてもそんなに危ないこともないんだろうけど、その行動のどれもこれもが「今だけの一瞬」のような気がして、しっかり目に焼き付けておかないともったいないような気がするのだ。おまけに、自分の子どもよりボールの方に興味があるさくらちゃんが「投げて」とばかりにボールを持ってくる。え? 今、ちょっとパピーちゃんたちで忙しいんだけど…と思っても、さくらちゃんの真剣そのものの目には逆らえない。わかった、わかった、ボールで遊ぼうね。…はぁ〜、忙しい。でも楽しい♪ まるでドタバタコメディのように、ゆかり家は大騒ぎなのだ。けれど、それも期限付きのこと。二ヶ月になって一回目のワクチンを打ったら、それぞれの新しいおうちに行くパピーたち。ゆかりさんも今は大変だけど、いなくなったらものすごい寂しいだろうな。けどしょうがない。新しいおうちの人がゆかりさんと同じくらいに、彼らを大事にしてくれることを祈るばかりだ。


授乳中のさくらちゃん。ホントはそれよりボールで遊びたいのをがまんしている。


すでに破壊されて噛みやすくなったボールに夢中。さくがさくらパピーだ。


いやがるルイちゃん(パグワ=パグとチワワのミックス)にしつこくつきまとったり、ひもを引っ張りっこしたりと大騒ぎ。






*この記事は「H.I.S.バリフリーク2007年 No.9」に掲載されたものです。