33. ふわふわ笑顔のナイスなコンビ

ジンバランの吉田さん&河本さんの
二世帯住宅に潜入。

デコボコふわふわコンビに囲まれてシアワセいっぱいの吉田さん。ゾイくんとススくんもとってもうれしそうだ。わんずの笑顔を見れば、どれだけ愛されているのか一目瞭然。


■吉田さん&河本さん家のお犬さま■

スス
ポメラニアン/♂/6歳

ジョイ(通称ゾイ)
ゴールデン・レトリーバー/♂/3歳

 「このコーナーが始まった時からずーっと、いつうちのコたちを出してもらえるかと思って待ってたんですよ」と、うれしいことを言ってくださった吉田さんと河本さん。愛犬のススくんとゾイくんのことがかわいくてかわいくてたまらないようだ。

 ススくんは六年近く前、河本さんのお誕生日にこの家にやってきた。今でもこんなにかわいらしいのだから、パピーちゃんの頃はもうむちゃくちゃかわいかったんだろうなぁ。ああ、想像しただけでヨダレがたれてしまう(笑)。

 実はこのススくん、かなり賢いのだそうだ。ある雨の夜のこと、吉田&河本家が停電になった。バリでは停電は珍しいことではないので、「またか」と思っていたところ、ススくんの様子がおかしい。ワンワンワンワンと吠え続け、いくら叱っても止まらなかったという。「もしかしたら、なにか伝えたいことがあるのかも」と思った河本さんが「スス、どうしたの?」と声をかけると、河本さんを誘導するように振り向きながら三階テラスに走って行った。ススくんが吠える方向を見た河本さんはびっくり。なんと、この家に続く電線が切れて垂れ下がっていたのだ。切れた電線=危ないという知識などないはずだから、動物の本能なんだろう。小さなススくんがそれを見つけたこともスゴいけど、危険を察知して知らせたことはもっとスゴい。ススくんのおかげでこの家は今でも無事にいられるのだ。エラいゾ、ススくん!

 ちょこまかと愛らしい動作で動き回るススくんとは反対に、おっとりした性格のゾイくん。いろいろな事情が重なって二歳の時にこのお宅にやって来た。病気がちだった彼は、獣医さんから「このコはもうダメ」とまで言われたそうだ。けれど、吉田さんたちの手厚い看護のおかげで死のフチから生還し、今では元気にボールを追いかけている。ほんわかムード満点のゾイくんは決して活発とはいえないけれど、そのやさしい性格で三歳と四歳の小さな子どもたちの相手もしてくれる。ゾイくんはススくんと共に家族を守り、癒し、みんなにとってかけがえのない存在になっているのだ。二頭の笑顔の周りには、家族の笑顔が広がって、きらきらと輝いているかのように見えた。ステキな家族だなと思った。


大きさは違うけれど二頭は仲良し。ケンカをすることもないそうだ。


やさしくておっとりしたゾイくんは、もうすっかりこの家にとけ込んでいる。


ススくんの得意技は二足歩行。ぴょんぴょん跳ねながらおやつをねだる愛らしい姿に、周りにいる誰もが目を細める。


レトリーバーのゾイくんは、もちろんボール遊びが大好き。




*この記事は「H.I.S.バリフリーク2007年 No.10」に掲載されたものです。