40. オンザビーチのおしゃまさん

ヌサドゥアのさきさん宅に潜入。

この扉の向こうはもうビーチという、最高の環境の中で暮らすシアワセなわんず。この日はお仕事でご不在だった旦那さまも二頭をとってもかわいがっているとか。


■さきさん家のお犬さま■

バジル
ゴールデンレトリーバーMIX/♀/3歳

ミニー
ミニチュアダックスMIX/♀/1歳

 今回初めてさきさんのお宅にお邪魔した。「とってもかわいい♪」と評判のバジルとミニーに会いに行くためだ。ところがリビングに入ろうとして足が止まってしまった。リビングの向こうにプールのある庭が見えたまでは良かったけれど、そのまた向こうにはなんと、なんと、海が見えるぢゃありませんかっ! それも、遠くに見えるんぢゃなくって、モロ目の前。つまり、このお宅はビーチ沿いに建っているというわけ。 いくらリゾート地のバリでも、個人のお宅でこんなロケーションなんて見たことないっす。まるで高級ヴィラ。朝夕のお散歩はもちろん家の前のビーチへ行くそうだ。バジルとミニーはただのかわいいわんこぢゃなくって、超ラッキーなわんこでもあったのね。うちのコたちがこの環境を見たら、ヨダレを流してうらやましがるにちがいない。って、うらやましがっているのは私もだけど……。

 ゴールデンレトリーバーをお母さんに持つバジルは、人なつこい美形わん。その澄んだ瞳で見つめられたら、たとえ犬嫌いの人でもコロッといってしまうに違いない。それが私のような犬バカ人間だったら間違いなく悩殺だ。ミニチュアダックスフントをお母さんに持つミニーもとても人なつこい。初対面の私がだっこしてもおとなしくしているばかりか、手や顔をぺろぺろとやさしく舐めてくれた。嗚呼、至福のひととき。

 この二頭はどちらからともなく誘いあって、追いかけっこをしたり、プロレスごっこをしたりして遊んでいる。その姿はお転婆でおしゃまな女の子といった感じで、見ているだけで口角があがってくる。思わず「おばちゃんも仲間に入れて〜」と言ってしまいそうだ。もしも私が小学生の女の子だったら、きっと一緒になって走り回っていただろうなぁ。どうやら私は生まれて来るのがかなり早すぎたようだ。今ではバジル&ミニーと一緒に走り回る体力なんかないもんな。残念無念。しかたないから彼女たちのパワフルな遊びをじっくりと見学させてもらうことにした。そしてその溢れんばかりの笑顔から、エネルギーをたっぷりと充電させてもらったのだ。う〜ん、シアワセ♪

さきさんがピアノを弾き始めると、大喜びで走り寄って来るミニー。か、かわいい。

ビーチに出る時はマテをしてから。はやる気持ちをグッと押さえておとなしく待つ。

家の中でもビーチでも、仲良く遊ぶバジルとミニー。

さんざん走り回って疲れたら、冷たい床の上でうたた寝が始まる。




*この記事は「H.I.S.バリフリーク2008年 No.7」に掲載されたものです。