〈5〉レニー ガラード さん
 キューバ人とアメリカ人のハーフとして生まれたレニー氏は西洋の顔立ちに、黒髪、黒い瞳がとても素敵なナイスガイ。ゆっくりとしたやさしい語り口調からは穏和な人柄が伝わってきます。
 レニー氏が手がける作品は、殆どが廃棄物をマテリアルにしたリサイクルアート。これは社会が捨てたものからも美しいものが生まれる、またものを大切にしようという彼からのメッセージが込められています。

■プロフィール
1961年11月21日生まれ。 出身地:アメリカ フロリダ州。 好きな食べ物:寿司。 趣味:プリミティブアートの収集、詩を書くこと。幼い時から絵を描くのが好きだった彼は自然に絵を学ぶ道に進む。20才の時にフランスに渡り、美術館での模写等、独学で勉強する。その後、スイス、オーストリアへも渡り、1991年にはアフリカへ移動。ここで現在のアートワークの基となるプリミティブアートに出会う。アートワークの傍ら、プリミティブアートのディーラーとしても活躍する。

■問い合わせ/連絡先
PO Box 70, Ubud 80571
Tel : 942494
E-mail : renegallardo@hotmail.com

アクリル絵の具画。どのアートワークも人物がモチーフ。

湾岸戦争のあった年から始めた新聞アート。時代を観ることができる。

豊かな胸、大きなお尻が象徴的な真鍮でできた像は母性を象徴している。

レニー氏の自宅。プリミティブアートのディスプレイが、いい感じ。

「自然のものを見てそこからインスピレーションを受けたものを形にする」と語るレニー氏。

まさにリサイクルアートの賜物であるオブジェ
石は全て河原などで拾ってくる。見つけた時に、そのフォルムから何を彫るか、
ある程度インスピレーションを感じるそうだ。



みわきち:レニーさんの家の庭には、素朴な雰囲気の彫刻作品が点々と置かれていて、庭の緑にとっても似合っています。素敵〜、いいな〜。

つよし:レニーさんは20才の時に、ヨーロッパやアフリカへアートの勉強をしに単独で渡っていますが、特にアフリカの(原始的)プリミティブアートに強い影響を受けたそうです。

みわきち:さっきレニーさんに1984年に開かれた「20世紀のアーティスト達」という展覧会の本を見せて頂いたんですよ。その時代の寵児であるピカソやマティスも、アフリカンアートの影響を受けてる作品がいっぱいあるんですね〜。

つよし:プリミティブアートって不思議で、モダンアートとすごく似てるんですね。しかもどこか温もりのある感じで…。レニーさんの作品も石のフォルムや、刷毛のタッチからインスピレーションを受けて形にしていくシンプルなスタイル。本能のままに手を動かし、手を加えすぎないところはまさにプリミティブアートの醍醐味ですよね。