〈6〉ニッキー カサピアン さん
インドネシア語がペラペラなニッキーさんは、イギリス出身の元英語教師。26才の時に目を患って、それまで大好きだった文学や写真撮影にドクターストップがかかってしまったニッキーさんは、傷心のままビザ延長手続きの為シンガポールへ。そこである女性アーティストに出会い、「パステルを買いなさい」と勧められ購入。以来、独学でパステル画を学び、現在も「絵を描く時間がもっとほしい」と嘆く程、絵を描くことに熱中している毎日を送っています。
■プロフィール
1963年11月30日生まれ。 出身地:イギリス。 好きな食べ物:味噌汁、テンペ、マンゴスチン。 趣味:料理、クリスタルの収集。8才から両親と共にアフリカ等で過ごした彼女は、早くから海外に関心を持ち、15才から単独でアメリカ、オーストラリア等へ海外旅行を繰り返す。'84に自国の大学で心理学、写真などを学んだ後、英語の教師としてエジプトへ3ヶ月間赴任、'89にジャカルタへ移動し、8年間英語の教師を勤め、独学でパステル画を始める。'96にバリへ。以後、精力的にエキジビションを行なう。
■問い合わせ/連絡先
Tel : 734779
E-mail :
nickykassapian@hotmail.com
ニッキーさんの代表作。正装したバリ人女性の後ろ姿。
アトリエに飾ってあった、ペンジョールをモチーフにしたパステル画。色がきれい。
ニッキーさんが愛用している絵の道具。パステルを手にすると、ニッキーさんの表情が和らぐ。
ガラス戸で囲まれた太陽光のたくさん入るアトリエ。
パステルならではのやさしい表情と色彩がかわいい。どれもバリにある
ものがモチーフになっている。
みわきち
:ニッキーさんの絵って、なんかほのぼのしていてかわいいんですよね〜。パステルの混色具合がいい感じです。絵の中の空間のバランスも上手。
つよし
:パステルは、手で擦ったりすることで、いろんな表情が出ます。彼女の絵はキャンバス地に描いているものが多く、色の乗りもいいですね。一生懸命擦りすぎて手が痛くなっちゃたこともあるそうですよ(笑)。
みわきち
:ニッキーさんの絵は自分の心の中に浮かんだものがモチーフなんですって。そのインスピレーションは目に写ったものでもあり、音楽でもあり、いろいろ。「バリはきれいなものがいっぱいなので、インスピレーションも多い」そうです。観てるとやさしい気持ちになりますよね。
つよし
:油絵の具も試したことがあるらしいんですが、直接自分の手から色を付けられるパステルが一番だそうです。描いてる時は自分の手も、心の中を表現するための道具の一部分になれる。それがうれしくて、描くのが楽しくて仕方ないっていう気持ちがとっても伝わってきました。