〈16〉ワヤン シーラ さん
フクロウをモチーフにした「和み系」アートとして、日本でも若い女性を中心にファンが多いシーラ氏。彼の描くフクロウは、ある女性が息子の為に作った物語に、氏が挿絵を描いたのが始まり。言葉から生まれたフクロウが「シーラワールド」を創り出した。何かを語りかけるようなフクロウの表情に注目したい。
7月20日〜8月20日の1ヶ月間、ウブドにあるホテル「マヤ ウブド リゾート&スパ」で、個展「kata-kata」が開催される。

■プロフィール
1970年8月18日生まれ。 出身地:バリ島 ウブド プリアタン。 好きな食べ物:バリ料理。 趣味:ガーデニング。
幼い頃からバリ絵画を描き始め、古典的スタイルの絵をワヤン・ジュジュル氏のもとで学ぶ。祖父はバリ島で有名な画家ワヤン・バルワ氏。1998年より、古典絵画の技法を使い、フクロウをモチーフにしたリラクゼーションアートを展開。同年、東京にて初の個展を開き(以後毎年開催)、独自のアートワールドを樹立。2003年からは、絵画展とは別に絵と言葉、音楽とのコラボレーション「kata-kata」を展開し、現在に至る。

■問い合わせ/連絡先
Owl House(シーラ氏の自宅兼アトリエ)
Tel : 977649 / 081-856-6861 (どちらも日本語可)
E-mail : owlhouse@indo.net.id
http://homepage1.nifty.com/owlhouse622

タイトル「心の中」W45×H60cm。

タイトル「満月」W45×H60cm。

タイトル「温和」W20×H25cm。

制作中のシーラ氏。彼の技法はプリアタンスタイルの超細密画が基本。完成までかなりの日数を要す。

シーラ氏のアトリエには、世界各国から集めたフクロウのコレクションがずらり。

3度の来日時には小学校を訪問し、子供達にバリ島の文化を教えたり、絵の特別授業を行なった。「日本で一番楽しかったこと」という質問には「小学校!」と答えるほどだ。

つよし:今回は、シーラさんの自宅兼アトリエである「Owl House(オウルハウス)」にお邪魔しました。こじんまりとしていて、何か妙に落ち着くスペースですね。

みわきち:初めてお会いしましたが、目がとてもきれいなのが印象的でした。こういう方だから人の心を和ませる絵を描けるんでしょうか。フクロウをじっと見てると「つまんないことでくよくよしないで、ちょっとゆっくりしてごらん」って言われてるような気がします。

つよし:フクロウと、今まで学んできた伝統画法がうまく融合されて独自の世界を築いていますね。でもシーラさんのイメージするフクロウが出来上がるまで、何度も研究や試行錯誤を重ねて大変だったみたいですよ。