〈22〉ハンセン ティアン スン さん
3月13日から4月12日の1ヶ月間、シドニーのプロモーションセンターで、ソロ・エキシビションを開くハンセンさん。漢字のカリグラフィの美しさに魅せられ、無我夢中で勉強。今では松尾芭蕉や小林一茶の俳句に至るまで筆を使ってさらさらと書いてしまいます。もともとデザインからスタートしましたが、もっと自由に心から湧き上がるものを描きたい気持ちが増し、画家へ転向。カリグラフィを取り入れたコンテンポラリーアートが個性的です。

■プロフィール
1960年2月16日生まれ。 出身地:カリマンタン島 トウホウ。
'76に西ジャワのバンドゥンに移り住む。'80に工業デザインを学ぶ為、台湾へ留学。'84に台湾のデザイン学校を卒業し、その後約1年間渡米する。'85に再び台湾へ。'90にバンドゥンへ戻り本格的に画家として活動。'91に結婚し2児をもうける。'03にバリ島のウブドへ一家で移住し、'04にギャラリーを設立。現在に至る。

■問い合わせ/連絡先
Hansen Art Gallery
Jl. Raya Sanggingan, Ubud
Tel : 970072
E-mail : hansen1899@yahoo.com
Wedsite : http://www.hansen-art.com

「The Spirit of Borobudur」W100×H80cm。

「Lucky Coin」W300×H145cm。

「Sky & Earth」W120×H140cm。真ん中の赤い字は小林一茶の俳句「金剛の 露ひとつぶや 石の上」を英語訳したもの。

「Autumu Melody」W80×H130cm。

「Lucky Coin」W120×H140cm。

「Empty Valley」W120×H145cm。

ウブドのサンギンガン通りにあるハンセンさんのギャラリー。


みわきち:台湾での生活がトータル9年。台湾語の読み書きも堪能です。ハンセンさんのご両親は中国系インドネシア人ですが、ハンセンさん自身は生まれも育ちもインドネシア。ここまで漢字を習得するには、本当に大変だったと思います。

つよし:漢字をモチーフにメッセージを伝えようとしているのでなく、あくまで漢字のフォルムの美しさに惹かれてアートに取り込んでいるんですね。

みわきち:日本人の漢字に対する見方とは違い、西洋テイストがミックスした作風は、個性的でエキゾティック!金と赤の色使いは何となく中国的なものを感じます。