〈23〉テオ ザントマン さん
2005年2月11日から1ヶ月間、ホテル「アリラ・ウブド」で個展を行なったテオ氏は、今回初めてバリ島の庶民や村の日常生活を描いた作品を披露。初めてバリ島を訪れた時、強烈な印象と共に懐かしさを覚え、後にここをアートワークの拠点としました。なぜなら先進国のストレスの多い生活と違い、自分達の世代には失ってしまった家族の強いつながり等を大切にするこの島に次第に魅力を感じたからだそうです。「絵を描いている時が一番幸せなんだよ」と、リラックスした表情で彼は語っています。

■プロフィール
1953年4月18日生まれ。出身地:オランダ。
17才から5年間、有名なアメリカ人画家についてプライベートレッスンを受ける。22才から12年間、自国のテレビ、映画関係で特殊メイクの仕事に就く。34才の時、絵を本格的に始めるため辞職。以後4年間、絵画の依頼を受けて北アフリカのチュニジアに渡る。'95に初めてバリを訪れた後、'99に移住。現在に至る。

■問い合わせ/連絡先
P.O. Box 10032, Ubud
E-mail : theo_zantman@hotmail.com

「Playing in the Future」W150×H150cm。女性のヌードは最も美しいとテオ氏は語る。

「Moving Mentality」W140×H110cm。伝統とモダンが交錯するバリ社会の女性を描いている。

「Magic」W130×H100cm。炎天下の中、描き上げた作品。

「Kampung in Ubud」W120×H100cm。

「Clean Up Bali」W90×H90cm。ウブドの田舎の生活を描いたもの。

「Poskamling」W130×H100cm。その場で描き上げるため、1週間程泊まり込むこともある。

「Dancing Trees」W200×H100cm。

個展の行われた「アリラ・ウブド」のアート・ギャラリー。


みわきち:「絵を描くことが自分のライフワーク」という通り、テオさんは2日間絵を描かないとストレスがたまってしまうそうですよ。

つよし:今回の個展では、どちらかというとあまり絵の対象とされることのない、田舎の人々やそのリアルな生活をモチーフにしています。その場で一心に描き上げているので、臨場感がとても伝わってきますね。

みわきち:不思議とユーモラスで、「あ、そうそう、こんな人いる!」みたいな共感を覚えます。テオさんが見て感じ取ったことがダイレクトに絵の中に表現されているからなんでしょうね。