〈25〉ベロニック アオンゾ さん
現在、スミニャックのクーデター(レストラン)でエキシビションを行なっているベロニックさんは、すらりとした美人。ところが、そんな外見とは裏腹に、軽快な口調でサバサバと話をするあっけらかんとした性格がとても好感の持てる方でした。
最先端のデザイン・ヴィラとして話題になったスミニャックのダウンタウン・ヴィラズには、彼女のアートワークが各ヴィラのリビングルームに飾ってあり、スタイリッシュな建築デザインにマッチすると共に、更に個性溢れる素敵な空間を創り上げています。

■プロフィール
1965年10月1日生まれ。出身地:南フランス ニース。19才の時、ニースにある「ヴィラ セオリ」というアートスクールに入学。その後ミラノの「アカデミア デレ ベレ アルテ ミラノ」で更に2年間絵画を学ぶが、両親に絵を描くことを反対され、21才の時にロウスクールへ入学、7年間法律の勉強をする。27才でパリへ行き、アートディーラーの仕事をする傍ら法律を学んだ。'97から2年間かけて東南アジアを廻る旅に出た際、初めてバリ島を訪れる。34才で妊娠したのをきっかけに再び絵を描き始める。現在バリ島在住。

■問い合わせ/連絡先
E-mail : mymonamour@hotmail.com
URL : http://www.artitude69.com

「namaste」W60×H90cm。2004年作。激しい色、力強いタッチであるにも関わらず何故か和める作品。

「caprices de femme」 W120×H150cm。2004年作。なにか語りかけたそうな女性の表情が印象的。

「parlez-moi d'amour」W120×H150cm。2004年作。

「the power of love」W120×H150cm。2004年作。古風な浮世絵もベロニックさんの手にかかるとあっけらかんとしたモダンなアートに変身。

ダウンタウン・ヴィラズに納めた作品。

ダウンタウン・ヴィラズにある作品。かなりエロティックだがユーモアとかっこよさを感じる。

きれいな色合いのコンテンポラリー・アート。セメント、木、金箔、紙やすり等、主に建築素材の、いろいろな材料を絵に取り入れるのが好きだ。


みわきち:ベロニックさんのアートにはヒンドゥーやブッダの神様がコラージュ等によく使われています。体の部分は塗りつぶしても目の部分はわざと何もしなくて、そうすると他の部分が見えてこない分、目がとても象徴的に見えてきます。

つよし:「私達は目をつぶることで、社会の偏見等にまどわされずに平和に生活することができる」という彼女。そんな彼女の作品の中から何が見えてくるか、大変興味深く思いました。

みわきち:私、個人的にはダウンタウン・ヴィラズに飾ってある、愛を売る女の人(娼婦?)を描いたのが好きですね。道化師や娼婦を好んで描いたロートレックの絵みたいな、フランス的スタイリッシュさを感じて、なんかかっこいいですよ。