〈33〉ロフィナ ウィレンチック さん
長身ですらりとしたアジアン・ビューティーなロフィナさんは、あっけらかんとした明るい性格で、さすがアメリカのカリフォルニア育ちといった感じの方。日本伝統のデザインが大好きで、特に和紙には目がないそうです。彼女の紙を使った作品には、和紙はもちろん、古紙からリサイクルペーパーまで様々な紙を使用。ビーズやスパンコールを混ぜるなど独自のアイデアが光っています。「アイデアがいっぱいありすぎて、それを形にしていく時間がない」と嘆くほど意欲的にアートワークに取り組んでいます。

■プロフィール
1967年2月28日生まれ。出身地:マレーシア。4才の時に両親の仕事の関係でアメリカのカリフォルニアに移住。15才から2年間、両親と共にジャカルタに在住。バリへはジャカルタからアメリカへ戻る時、ホリデーで初めて立ち寄った。15年程前からバティック等テキスタイルデザインの制作を始め、ビジネスでバリとアメリカを往復する。7年前に夫と子供と共にバリ島へ移住。現在、サヌールの閑静な自宅にて和紙等を使用したアートワーク、ポストカード制作、コンピューターグラフィックス等幅広くアートワークを展開する。

■問い合わせ/連絡先
HP : 081-755-9602
E-mail : bmwbali@yahoo.com


「Cerebral Vortex」W90×H90cm。
紙を使った作品。

「Smoking Key」。
コンピューターを使った作品。

「Red Hands?」。
コンピューターでの作品。

「無題」 W37×H32cm。
義母の形見の石のペンダントヘッドを使用。

「Buddah Hijau」W44×H93cm。

「Baby Spiral?」。
コンピューターでの作品。

ポストカードのデザインは全てロフィナさん。
ポイントの小さな仏像も手造りだ。

自宅にあるアトリエ。
色や材質の違う紙のコレクションがすごい。


みわきち:ちぎった紙の端っこは、紙の繊維が出て何ともいえない柔らかい線になるんですね。筆ではなかなか表現できないものですが、ロフィナさんの紙を使った作品はそんな紙の性質が充分に生かされています。日本のちぎり絵とも違う、彼女独特の世界です。紙に対して愛情があり、それを一番うまく生かそうとしているのが感じられます。大好きな紙を使ったポストカードは輸出用にバリ人のスタッフらと一緒に作成。最近は、コンピューターを使ったデザインワークがお気に入りで、好奇心旺盛で何でも挑戦する前向きな姿勢に好感が持てました。