1/4「バリでの買い物」
みなさん、お土産にはなにを選びますか。花の形のキャンドル? 天然成分の石鹸? バッティックの布? 木彫りの蛙? 友達のお土産はそこらへんで決まりだとして、自分のものはなにを買いました?
あたしは十枚ほどワンピースを買ちゃった。前回の旅で七枚買って、今回の旅で三枚。一枚二千円から四千円といったところだから、かなり安い。デザインも柄も豊富だし。今年の夏は、バリで買ったワンピースだけで過ごせそうだ。
丈の長いものは部屋着として使い、丈の短いものは下にジーンズを穿いて街着に。安いから、お土産として友達にあげても惜しくない。なによりとても喜ばれた。
じつは、バリ島は綿と絹の産地だって知っていた? だからだろうか、値段のわりに物がとても上質なのだ。
十枚買ってもまだ足りない気がしちゃって。もっと買ってくればよかったな。
それと今回の旅で、『これは買い!』と思わず唸る新しい物を発見した。それはクリスマスツリーの飾り。
エレファントパークにいく途中、土産物を作っている村、テガラランで見つけた(観光地で売っている土産品は、ほとんどここで作られたものなんだという)。
店の軒先にぶら下がったたくさんの木彫りのサンタを見て、正直いって驚いた。だってバリ人はヒンズー教を信仰しているのではないか? 店のお兄さんに訊ねたら、彼ははにかんだような顔でこう答えた。
「売れるなら、気にしない」
大らかなバリ人らしい。
かくゆうあたしたち日本人だって、クリスマスやるもんな。なんだっていいんだ、楽しけりゃ。こういった大らかな感性は、西洋人は持っていまい。
あたしは、手作りの可愛らしいツリーの飾りを、片っ端から全種類買った。店のお兄さんは、
「日本で商売するのか?」
と笑っておまけしてくれた。小さな段ボールいっぱいに詰められたそれらは、全部で三千円弱だった。うーん、安い。
東京の代官山の某ショップ、儲けすぎじゃん。某ショップでは、この値段ではツリーの飾り二個しか買えん。そこで千五百円と値札のついていた同様のものが、ここでは五十円だったぞ。いいもの見つけた、ラッキー。
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