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この道25年になるコマンさん。
「銀細工は学費を稼ぐため、10才の時からやっているんだ」という苦労人。
自宅の一室を作業場として、毎日仕事に励んでいる。バリではこのように個人の家で銀細工加工をやっている所が殆どなのだ。コマンさんのご近所にも同じような家がいっぱいある。
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作るサイズに合わせ銅板をカットし、それを型に入れてトントンと叩き、半円を作っていく。半円が仕上がったら音が綺麗に響くように糸ノコで数本の切れ目を入れていく。切れ目の本数は、仕上がりサイズによって変えられるそうだ。
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銅板の半円と別に作っておいた外側のシルバー部分をピジャール(液体を温めたもの)とシルバーの針金で溶接して合体させる。シルバーの針金も全て手作り。それもガムランボールの大きさによって太さを変えるという。細かい作業の上、アツイ!
「溶接している時にバーナーの火が強すぎるとシルバーが溶けてダメになってしまうから、ここは特に、重要なポイントだね」。
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合体させた半円の中にガムランボールのポイントとなるベアリングを入れたら、同じ要領で作った半円の上部分と溶接で合体させ、形はほぼ完成。次に鉄のヤスリで溶接部分を滑らかにする。みているだけでもギブアップ。
「ここで穴が空いていたら水が入って音がしなくなっちゃうんだ」
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手でヤスリをかけた後は更に滑らかにするため、機械で溶接部分を丁寧にヤスリがけ。その後は、シルバーを鮮やかにするため、グツグツと煮立ったお湯の中に薬品を入れて煮る。シルバーが綺麗になったらブラッシング。あともう少し!
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最後はバリのお日様の下で天火干し。手間と時間をかけてやっと完成だ。
「ここまで仕上げるのに、これだけの工程をふむんだ。だから大量生産は出来ないんだよ。沢山の職人がいる所は数多く作れるけど、やっぱりこれは手作業だから大変なんだ」
お疲れ様です。
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