4. あのヘビ屋を覗いてみたい
お頭
皆さん、右の看板を御覧になったことございませんか? バリ在住者ならもちろん、ツーリストの皆様もきっと通ったことのある、クタのバイパス沿いで目立ちまくっているこの黄色く大きな看板。「あっ、もしかして」という人も多いはず。そう、クタの大きなロータリー、シンパンシウール横のDFSすぐ近くにあるあのお店。看板を見れば「イスタナ ラジャコブラ」と書いてある。なんかちょっと無気味な匂いがしませんか。それに、よく見てみると「蛇油」、「蛇粉」等とも書いてあり、以前この看板になる前は、熊やイグアナ等の絵も描いてあった記憶が…。毎日ここを通る度に目に飛び込んで来るこの看板。ちょっと店先を覗けば、漢字で何やら書いてあったり、とぐろを巻いた蛇のはく製が「いらっしゃいませ」と言わんばかりに通行人の方を見ているではありませんか。
今回は、多くの方々の要望も含め、もぉ気になって気になって仕方がないので、とうとう取材決行となりました。では早速、「蛇の館」を覗いてみることにしましょう。
意外と明るい店内には、まず蛇革製品の販売コーナー。種類もコブラやニシキヘビ以外に数種類あり、エイの革等もある。財布、バック、ベルトと様々だが、やはり財布が一番人気の商品だとか。広げてくれているのはニシキヘビの革。長い! 太い!
奥に入ると、ずらっと並んだ蛇のはく製が。スイッチオンで、なんとこの蛇達、目が赤く光る! そして、その裏には生きた蛇の部屋があり、希望のお客さんには蛇のショーを見せてくれる。
「ニシキヘビは噛んでも毒がないから大丈夫ですよ」
そうゆう問題では…。
こちらはロシアからのツアーにも含まれているとか。ショータイムの後は、店内レストランにて、蛇の血や胆汁を一気飲み。また、蛇やイグアナ、猿のサテや唐揚げ等の料理を食せば元気もりもり。
「昨日、ロシアのお客様達がコブラを買い占めてしまったんです」。
写真左は「コブラの粉末」で、スープや料理に混ぜれば精力増進、腰痛、体力増強、皮膚病予防に良く、その他マレーマムシの粉末やアルオアマガサヘビ等のものもある。
蛇と言えばやっぱりお酒。こちらはバリのお酒、アラックに漬けた物等があり、飲めるまでに2年近くもかかるとか。写真の透明の物はまだ漬けたばかりのもので、蛇酒の種類も5種類以上で効能も様々。
手にとっているものは「亀油」。ラベルの色によって効能も違い、赤ラベルの「亀油B」は肌のため。「亀油C」は胸を大きくするためで、Aは男性の機能改善に良いと言う。
下の写真は蛇油とイグアナ油、そして蛇クリーム。全て肌のためだが、クリームはアトピーに効果を発揮。
マネージャーのマイケルさんを囲んでパチリ。こんなににこやかにしている女性スタッフの方々も蛇を扱うのはお手のもの。明るい雰囲気と素敵なスタッフの方達の接客で、「へび屋」のイメージがすっかり変わった。
「お客さまはロシアの方々をはじめ、韓国や台湾の方々が多いですね。日本の方もこのキングコブラの館へ是非いらして下さい」。
しっぽ
ずっと気になっていた「イスタナ ラジャコブラ」。日本語では「コブラの館」と言うのもちょっとびっくり(日本語の説明書あり)。それに、年配の男性がひとりでやっているような所かと思いきや、蛇に似つかわしくない若い女性スタッフがにこやかに対応してくれたのにもまたまたびっくり。
それにしても、蛇の効能はまだまだ果てしなくあり、この店が取り扱っている商品も紹介しきれない程。それを知ってしまうと、蛇を利用しないわけにはいかないような気になってしまう。ただ「恐い」「無気味」と思っていたのが嘘のようで、「蛇は凄い。勉強になった」と思えるようになった。
ジャカルタで38年も営業を続けている本店を持つこのバリ支店。「コブラの館」の奥の深さを是非読者の方々にも実体験して欲しい。
注)商品はワシントン条約で日本への輸入は禁止されていますので、インドネシア国内での使用のみになります。
Tenaga Besar !
(ビックパワー! )
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