9. バリの占い師に会ってみたい

お頭
 バリでは今でも当たり前のように、バリアンとかドゥクンとか呼ばれる占い師(チャネラーやヒーラーを兼ねている人が多い)の存在は欠かせないものだ。島内だけでもかなりの人数にのぼるだろう。今回はその中のひとり、在住日本人にも人気のラノ氏に会ってみることにした。

 彼は以前、日本の旅行雑誌に「イケメン占い師」と書かれた事のある、まだ20代の青年。カリマンタン出身で、子供の頃から一般の人には見えない物が見えたりしていたそうだ。その頃は何かの錯覚だと思い、目を擦ってみたこともあると言う。それがここ4〜5年で、自分の持っている能力をコントロール出来るようにまでなったそうだ。交換留学生としてカナダに留学経験があるので英語も堪能。留学後、バリ東部のカランガッサムで歌や英語を教えるために、この島にやって来た。


日本人は、結婚や恋愛について訊きに来る人が一番多いとか。その他、健康や仕事。面白いところでは前世、守護霊も分かると言う。相談を受けて、アドバイスをするだけではなく、トリートメント(浄化)を行ったり、潜在能力を引き出し、ラノ氏と同じような能力を持っている人のパワーアップのお手伝いなどもするそうだ。
以前、当編集部員がラノ氏から貰ったパワーストーンを手に持って今の状態を確かめる。
「このパワーストーンは、持っている人をプロテクションするんです。今、この石はあなたを守って来たため、いっぱいになっている状態です。水で時々洗って浄化してあげて下さい」
自宅の2階が占いの部屋として使われている。今回の相談は、やはり仕事と結婚について。「今転職しても問題ないか」という質問に、
「今の仕事でも満足してるでしょ。お金も充分稼げるし、仕事も結構自由に出来る。ちょっと疲れてたらお昼頃まで寝ていられたり…」
という答えが返ってきた。「えぇぇぇー、何で知ってるのー」と、恥ずかしそうにしながらも、びっくりして声を上げる相談人。
結婚について訊いたところ、
「あたなはちょっと焦り過ぎなので、我慢する事を覚えなさい。そして、いつも微笑む事が大切。ブスッとした顔している人より幸せそうに見える人の方がいいでしょ」
と、顔に手をあてる。ただ見えることを伝えるだけではなく、色々とアドバイスもしてくれるのだ。
最後に、沢山石の入ったカゴからその人に合ったパワーストーンを選んでくれたり(合った石がない場合や、石が必要でない人には渡す事はない)、身体のトリートメント(汚れたエネルギーを浄化したり、チャクラの状態を整える等)をしてくれる場合もある。この石は持っている人をプロテクションするパワーストーン。いつも身につけているように、とのことだ。
パワーストーンは指輪やネックレスに加工してもOK。既にラノ氏に占ってもらった人は、この石を手にして、また彼の所にアドバイスをもらいに来たりするそうだ。また、ラノ氏のおかげで人生の道が開けたある日本人は、彼にお礼を言うためだけに遠く日本からバリへ何度も足を運んでいるという。


しっぽ
 ラノ氏のモットーは「自分は変えられる」ということ。そう、人生はその人次第で変える事が出来るのだ。そのためのアドバイスを沢山くれるのがラノ氏。今回の相談者に感想を聞いたところ「初めは半信半疑でしたが、自分のシチュエーションをズバッと当てられたような気がしたので、それからどんどんと質問してみました。自分に足りない事、分かっていても出来なかった事を改めて言われ、ためになりました」と。とても気さくな人なので、部屋で普通に会話でもしているかのように進行して行く。前向きで親身なアドバイスが好評で日本人やローカル、そして同じ能力を持っている人からも慕われているのだ。

Belajar Sabar
我慢する事を学びなさい


ラノ氏(完全予約制) 1回US$40
TEL : 7840937 携帯:081-5571-9636




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